市販のチーズには2種類あります。
生乳に乳酸や酵素を加え乳清(ホエイ)を分離し凝固させたもの(カード)を成型、または成型後に熟成させたものをナチュラルチーズと言い、このナチュラルチーズを一度溶かして加工したものをプロセスチーズと言います。“ナチュラルチーズ鶴居”はその名の通り、ナチュラルチーズです。
ナチュラルチーズには鶴居村で生産しているセミハードタイプのほかにも、その原料や熟成方法により数種類のナチュラルチーズが存在します。
01搬入
毎朝、北海道鶴居村の酪農家から収集した新鮮な生乳を400L搬入します。
02殺菌
搬入された新鮮な生乳は殺菌用のタンクに移され丁寧に低温殺菌します。
03凝固
殺菌した生乳にスターター(乳酸菌)さらにレンネット(酵素)を加え、表面を波立たせないようゆっくりと混ぜます。“ナチュラルチーズ鶴居”は、そのチーズの種類に合わせ添加する乳酸菌を変えます。
04攪拌
固まった生乳(カード)をカッティングし攪拌棒で混ぜることで、乳清(ホエイ)と分離します。
“ナチュラルチーズ鶴居”は、そのチーズの種類に合わせ乳清(ホエイ)の分離量を調整します。
05成型
乳清(ホエイ)を抜いたモノを、それぞれのチーズに合わせた専用の型(モールド)に入れ圧力をかけさらに水分を抜いていきます。
06熟成
成型したチーズの表面にリネンス菌を繁殖させ熟成庫に入れ、80日~6ヵ月程度熟成します。
07出荷
仕上がったナチュラルチーズをカット、それぞれパッケージ化したうえで皆様のお手もとにお届けします。